鍼とお灸が肩こり・腰痛に効く仕組みとは?科学的にわかりやすく解説

はじめに

肩こりや腰痛の改善法としてよく名前が挙がる「鍼(はり)」と「お灸」。でも、なぜ針を刺したり、お灸で温めたりするだけで体が楽になるのでしょうか?
本記事では、鍼とお灸が効く仕組みを科学的にわかりやすく解説します。

鍼が効く仕組み

鍼は髪の毛ほどの細い針を体の特定の部位(ツボ)に刺して刺激を与えます。その効果のメカニズムにはいくつかの説があります。

  • 血流改善効果: 鍼で微小な刺激を与えることで血管が拡張し、筋肉の血流が改善。肩こりや腰痛の原因となる「筋肉の酸素不足」が解消されやすくなります。
  • 鎮痛物質の分泌: 鍼刺激によって脳や脊髄からエンドルフィンなどの鎮痛物質が分泌され、痛みが和らぐと考えられています。
  • 神経のリセット: 鍼は神経を直接刺激することで、筋肉の緊張がゆるみ、体のバランスが整いやすくなります。

お灸が効く仕組み

お灸はヨモギを原料とした「もぐさ」を燃やして皮膚に熱刺激を与える施術です。こちらも単なる温め効果以上の働きがあります。

  • 温熱効果: 熱で血管が広がり、血行が促進。肩や腰の筋肉にたまった疲労物質の排出を助けます。
  • 免疫機能の活性化: 適度な熱刺激により白血球が増加し、体の自然治癒力が高まるとされています。
  • 自律神経への作用: 体を温めることで副交感神経が優位になり、リラックス効果や痛みの緩和が得られます。

鍼とお灸の違いと共通点

鍼は神経や筋肉を直接刺激する方法であり、お灸は熱を通じて血流や自律神経に働きかける方法です。
アプローチは違いますが、どちらも最終的には「血流改善」「痛みの緩和」「自然治癒力の向上」という共通の効果につながります。

まとめ

鍼もお灸も、体に直接作用して血流を良くし、痛みをやわらげ、回復を助けるのが大きな仕組みです。
肩こりや腰痛に悩んでいる方は、鍼とお灸をうまく使い分けることで、より効果的なケアが期待できます。